女の子さん

兄の結婚式。浅草神社にて。
参拝客や観光客でにぎわう中、新郎新婦は人力車に乗って登場。
ご両人とも晴れ着が似合う!着られてる感まるでナシ!


婚礼の儀はすべて神社の方に任せた進行で、滞りなく。
とても神妙な雰囲気で、緊張。貴重な体験でした。


浅草神社から控え室としてのホテルまでの道のりの間に雷門の前を通るとのことで、ベストショットをとらえるべく我々は先回り。
人力車は、オプションでもなんでもなく、タクシーとして使ったわけですが、浅草にいる皆さんが盛大にお祝いして下さるので、とてもよかった、うらやましかった。


披露宴は親族だけのささやかなもので、アットホームで、本人達も私たちも、ゆっくりと楽しむことが出来ました。


私の家族は、放任主義で、子育ても基本自主性に任せたものだったので、受験や就職も好きなようにしなさいっていう。いわゆる「熱い」家族ではなく、兄弟も互いに互いがどんな考え方でどんなものが好きなのか、ぼんやりとしか認識しておりません。勤務先は知っていても、具体的にどんな仕事をしているのかも知らないし、離れて暮らしているので、どんな家に住んでいるかさえ知りません。
どんな趣味があって、どんな友達がいて、どんな暮らしをしているのか、知りません。
互いの生活にずかずかと入って行くようなことはしないし、だからといって突き放すわけではなく、この距離感が、この家族のベストであると、そう思っています。もっとこうだったらよかったな、なんてこと一切思わない。
そうやって、大きくはわかっているけど、細かいところは全然知らないので、やっぱり兄が選んだ女性だなって納得はするけれど、兄がこんな顔するんだなっていうのを初めて知ったり。新鮮でした。
いとこに「やっぱり寂しいもんなの?」と聞かれたけど、そういえば寂しくないな。


この結婚話で、普段は離れて暮らす家族が、顔を合わせる機会が多くなって、それが何よりでした。
今日結婚した兄の双子の弟である兄も、まぁ時間の問題でしょう。楽しみだな。
結婚っていいなぁ。



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